ドンク北白川店@左京区北白川山田町
朝妻港跡@米原市朝妻筑摩
うろこや総本店@尾花沢市尾花沢
醒ヶ井駅@米原市醒井
新疋田駅@敦賀市疋田
醒井水の宿駅みゆき@米原市醒井
醒ヶ井宿@米原市醒ヶ井
旧八代食料品店。現在は閉店。
醒井宿は中山道61番目の宿場だった。
豊富な湧水がに恵まれていた。
清冽な水は旅人の疲れを癒した。
今も地蔵川の清らかな流れが町を潤していて、人々の生活に結びついている。
かつて毎週末のように近江を訪れていた頃、醒井宿で必ず休憩をしていた。
湧水のながれが美しく、街道の風情をよく残していた。
私の胸は踊った。ああ大好きな近江にきたのだな、と実感できる場所だった。
八代食料品店(現在は閉業)の前で桜の花の下に日本猫、地蔵川、醒井大橋を一つの風景として見た時には、偶然の道具立ての素晴らしさに息を飲んだ。
ああ故郷がこのような風景であったらさぞや懐かしいだろう、と。
ほかのどこにもない素晴らしい場所だ。
この素晴らしく美しい場所を保ってくれてありがとう。
パッサージュ納屋町(納屋町商店街)@伏見区納屋町
パリのアーケード「パッサージュ」をイメージしてデザインされたアーケードを持つ商店街。
「パッサージュ納屋町五番街」という愛称を持つが正直、定着はしていないようだ。
納屋町商店街の歴史は古く、豊臣秀吉の伏見城築城と同時、伏見開府に遡る。
400年以上の歴史があるということになる。
納屋町は規模は小さいが、かつては洛中の錦市場に擬され、「伏見の台所」と呼ばれた。
八百屋、魚屋などの食料品店や生活雑貨店が多く、買い物客で賑わった商店街である。
平成一桁の頃の大手筋界隈にではまだ、「食料品は納屋町で買うと安い」といった評判があった。
当時は長崎屋があったが、衣料品を中心とする珍しい総合スーパーだった。
食品を扱う店が多かった納屋町では競合することが少ない業種であった。
長崎屋でCDやバック買うついでに、納屋町で買い物ということもあり共存関係だった。
長崎屋の跡地は現在は大きなマンションになっている。
平成の後半から空き店舗で目立ち始め、シャッター通りの様相を呈していた。
現在は空き店舗に飲食店が立地しはじめた。
現在、同商店街で最も有名なお店はササキパンさんだろう。
最近はちょっとハヤイ感じの個性的なお店が新規出店している。
おそらく戦前から続く川魚や八百屋、漬物店のとなりに、オシャレなバルやバーという多様さこそが伏見らしく、大手筋界隈らしくていい。
この街に仕掛人はいらない。
多用な個人や団体の一見無秩序な集積と協調こそが、この街を魅力的にし、活力をうみだし、衰退することになく400年以上の命脈を保つ街としてきた。
納屋町商店街はいろいろと集客のためのイベントもやっていることが成功しつつある。
報道によるとラーメン店が数店舗まとまって進出する予定があるらしい。
復活をとげつつあるということだろう。
今後も楽しみである。
旧坂田郡菅江村について
パロマ@高島市今津町中沼
ヨーロッパ軒 金山店@敦賀市金山
井筒屋工場店@米原市下多良二丁目