結論:日経版ダウの犬投資法をやってみる!配当利回5%
参考にした本はコレ → ダウの犬投資法 ──プロにも株価指数にも勝つ「単純」戦略
1.ダウの犬とは
「ダウの犬」投資法をご存知でしょうか?
米国で有名になった投資手法です。
シンプルで素人でも可能なこと及びNYダウを上回るパフォーマンスが上げられることで、有名になった投資方法です。
NYダウを上回るパフォーマンスを上げることは、米国のアクティブファンドのファンドマネージャーの重要な評価指標となっています。
実際は、NYダウのパフォーマンスを上回るアクティブファンドは3割程度と言われています。
難しい金融工学や大学院レベルの数学を学んだエリートが運用するアクティブファンドが、NYダウ平均のパフォーマンスを上回るのは至難の技ということです。
しかし「ダウの犬」投資法を使えば、NYダウを上回ることが容易だというのです。
方法が容易で目的達成(NYダウを上回る)も容易というのは、素晴らしい。
2.ダウの犬の具体的方法
ダウの犬の具体的方法は以下のとおり。
- NYダウ採用銘柄(30銘柄)を配当利回りの高い順に並べ、上位10銘柄を選ぶ。
- その10銘柄に等金額投資する。
- 1年後にもう一度NYダウ採用の配当利回り上位10社をスクリーニングする。
- 1年前に投資した銘柄で上位10社から外れた銘柄を売却し、代わりに新規に上位10社に入った銘柄を買う。
- その後も1年ごとに上記の方法でリバランス(銘柄入れ替え)を続ける。
これだけでNYダウを上回るパフォーマンスが上げられることが多かったので、「ダウの犬」投資法は有名になりました。
3.日本版「ダウの犬」を作ってみよう!
この「ダウの犬」投資手法は日本株式でも有効だと言われています。
配当金大好きの自分としては高配当銘柄で構成された銘柄による投資法は、ぜひ試してみたいところです。
そこで自分で日経版「ダウの犬」を作ってみようと考えました。
1つ問題があります。
米国株は1株から買えますが、日本株は100株からしか買えない銘柄がほとんどです。
例えば任天堂の 最低投資金額は600万以上です。
今年、KBS京都のニュースで任天堂の株主総会に出席した、よぼよぼしたおじちゃんのインタビューをやっていました。
「なんや”あつもり”?とかゆうのがよー売れてるらしゅうて、決算よかったみたいやったわ」
とか言ってましたが、あのおじぃちゃん、お金持ちなのね〜
最も任天堂は昔、トランプとか花札が主力商品だった頃、ボーナスが出せなくて現物支給があり、当時では大した価値がなかった「任天堂の株券」があったとか。
任天堂の工場労働者が、退職後ふと思い出して株券をひっぱりだして、日経新聞で確認したらびっくり!軽く宝くじに当たったような金額に!超ラッキー!!
という話を学生時代、京都できいたことがあります。
あくまでも噂ですけどね、ありそうな話です。
さてダウの犬方式は10銘柄に均等に配分することが必要なので、大変大きな投資金額が必要となってしまいます。
そこで1株から 日本株を買うことができる【SBIネオモバイル証券】を使うことにしました。
SBIネオモバイル証券はNISAやiDeCoの非課税制度には対応していないですが、この1株から日本株が買えると言うのが大きな特徴であり、利点です。
100株からしか買えないものを1株から買うと 株主優待が受けられない場合が多いですが、私にとっては最高の株主優待は商品券やお米券などではなく日本銀行券です。
つまりはお金。
配当金こそが最高の株主優待です。
SBIネオモバイル証券を使って1株だけ買っても、1株分の配当金はもらえます。
これは利用するかしない手はないと言うことで、来年の1月4日からダウの犬を発動すべく準備してみました。
SBIネオモバイル証券は1日の取引高が50万円未満の場合は取引手数料が月200円です。
Tポイントが月200円分付くので、実質的無料となります。
ちなみにですけどね。
わたしはTポイントうんぬんではなくて、1株から日本株が買えること、手数料が安いことから、SBIネオモバイル証券に口座を開設しました。
このダウの犬投資法を2020年4月に知って、2021年1月から、ぜひやってみたいとおもっていたんです。
ただ米国単独株はなかなかハードル高い、それで日経版ダウの犬投資法をやってみたい。
日経版ダウの犬投資法には、SBIネオモバイル証券が最適解と思ったんですよ。
4.日経版「ダウの犬」作成の具体的手順
- まずNYダウ30種に対応する、日本株30銘柄といえばTOPIX Core30。
- TOPIX Core30から配当利回りの高い10銘柄を抽出。
- 日経版ダウの犬は有名な投資手法なので、ネット検索で10銘柄は簡単に出てくる。≫結果はココをクリック
- その10銘柄をそれぞれ 何株買えば均等投資になるか計算。
- 日経版ダウの犬投資法ため100万円準備したので100万円/10銘柄=10万円/銘柄となる。
- セクターごとの比率を算出、単一セクターに偏っていないかチェック。
- 銀行セクターが30%を占める結果となったが、メガバンクは国際業務を展開する銀行はBIS規制で自己資本比率8%だが国内メガバンクの自己資本比率は完全にこれを上回っている。つまりキャッシュフローが潤沢なのでオッケー(このへんは「東証セレブ犬」投資法から援用)
- 現在の段階でわかっている配当金の金額を付け加えた一覧が以下の通り。
- 100万円をSBIネオモバイル証券の口座に振込。
- 1月4日に躊躇なく発注できれば万事オッケーだが、実際には前日に注文を出しておいたほうがいい。仕事もあるしね。
- あとは2021年12月30日〜翌年1月3日の間にリバランスする。
5.結論
各銘柄の2021年12月30日の株価を予想することはできません。
ただ配当金が5万円程度、税引き後4万円入るというのは、かなり確実なことです。
これが高配当投資のキモ。
これがあるから続けられる。
今後この日経版ダウの犬の結果がどうなったかはこのブログでご報告します。
わたしが実験台になります、わん。
GAFAMの犬(便利)に続いて、日経版ダウの犬(ワクワク)になります。
みなさんもSBIネオモバイル証券で口座を開いて日経版ダウの犬でわくわくしませんか〜
配当金は確実に入ってきますよ〜、うれしいですよ〜。
最後にエライヒトの名言というか残酷なテーゼを。
2020年4月に読んだ本はコレ↓↓↓