〜さざなみのおおやしま〜

何でも「少なく、小さく、軽く」が身上のミニマリスト。GAFAMの犬。楽天経済圏の住人。<サラリーマンのテーゼ>について考える。

甲賀もちふる里館甲賀もち工房もちもちハウス@甲賀市甲賀町小佐治


f:id:sazanami226:20201120193236j:plain

つきたての餅が食べられる珍しいお店つきたての餅が食べられる。
小佐治の土質は古琵琶湖の粘土層であり、養分が多く美味いもち米ができるとのこと。
餅はもともと好きだが、食べて感動したのはここのお餅が初めて。
力うどん、おこわ、米粉のたい焼きも美味い。甲賀地場産業は製薬業である。
小地形が連続する甲賀は植物の多様性に恵まれた土地だ。
塩野義製薬初め製薬会社の拠点が幾つもある。
忍者が薬研で調合を行うイメージは、甲賀忍者に由来するものらしい。
多種の薬草が採れる甲賀ヨモギ草も豊富でかつ香り高い。

f:id:sazanami226:20201120193303j:plain

f:id:sazanami226:20201120193319j:plain

このヨモギ草と小佐治のもち米で作ったヨモギあん餅が大変に美味しい。
香り高く喉越しがよくてうまい!このヨモギあん餅が、テレビで紹介された。
フジテレビのはなまるマーケットの「今日のおめざ」というコーナーである。
通年の人気投票で、東京の有名パティスリー等を抑えて上位の人気を得たことは痛快事。
単身渡仏、有名店で修行、東京の一等地にお店を構えるパティシエの洋菓子を、草深い山里でパートのおばちゃんらが造ったヨモギあん餅が打ち負かした。
これを買いにいくだけでも十分行く価値がある。
小佐治の郷は、湿度も低く爽やかな風が吹のできもちいい。
駐車場に車を止めて外にでるといつも「ああ、気持ちよい」と思う。
餅という常食を食べ、満腹、満足で外に出たときの心地よい小佐治の風。
素直に「やはり滋賀はいい。近江はいい。」と思わせる。