つきたての餅が食べられる珍しいお店つきたての餅が食べられる。
小佐治の土質は古琵琶湖の粘土層であり、養分が多く美味いもち米ができるとのこと。
餅はもともと好きだが、食べて感動したのはここのお餅が初めて。
小地形が連続する甲賀は植物の多様性に恵まれた土地だ。
塩野義製薬初め製薬会社の拠点が幾つもある。
忍者が薬研で調合を行うイメージは、甲賀忍者に由来するものらしい。
香り高く喉越しがよくてうまい!このヨモギあん餅が、テレビで紹介された。
フジテレビのはなまるマーケットの「今日のおめざ」というコーナーである。
通年の人気投票で、東京の有名パティスリー等を抑えて上位の人気を得たことは痛快事。
単身渡仏、有名店で修行、東京の一等地にお店を構えるパティシエの洋菓子を、草深い山里でパートのおばちゃんらが造ったヨモギあん餅が打ち負かした。
これを買いにいくだけでも十分行く価値がある。
小佐治の郷は、湿度も低く爽やかな風が吹のできもちいい。
駐車場に車を止めて外にでるといつも「ああ、気持ちよい」と思う。
餅という常食を食べ、満腹、満足で外に出たときの心地よい小佐治の風。
素直に「やはり滋賀はいい。近江はいい。」と思わせる。