野神ケヤキという巨木自体がご神体。湖北は巨木信仰の風が強い地域らしい。
先進国にあって「アミニズム信仰」を色濃く持っていることは日本人の特徴だそうな。
平たく言うと「車乗り回して、パソコンを使いこなし、
スマホは生活必需品なのに、
妖精さんの存在をどこかで信じているのはキモイ珍しい」ということ。
そんなこと言ったらイギリス人がそうじゃないか、って思う。
この地は大きな
ケヤキの木があることから「高槻」と名付けられ、その後
大江匡房(平安後期の
歌人)が月見の名所と和歌に詠んだため「槻」を「月」に改めた、というのが北近江の高月の町の由来だそうな。
ということは大阪の
高槻市にも大
ケヤキがある(あった)ということか?
そして高月の「
ケヤキ」は都にも聞こえていたということになろうか。
いやはや大したものでる。
これはやはり「神さん」だな。
と私のなかのアミニズムがそう思わせる。