2020-11-20 定広院@敦賀市疋田 福井県嶺南 塩津路と西近江路が交わる疋田集落は、1815年に完成した舟川運河の宿駅であった。 舟川は敦賀から疋田までの小運河で、疋田から琵琶湖塩津まで峠越えで陸路荷物が運ばれた。 舟川の最後、荷下ろしする船溜り附近にあるのが定広院である。 ちなみに舟川運河の運行も短期間で馬借の請願などで終了している。 幕末に再度開削されたが、水害により再び失われている。 庭園が立派であるが、現在は手入れが行き届いていないようである。 集落内を縦貫する舟川。かつての運河の名残。