〜さざなみのおおやしま〜

何でも「少なく、小さく、軽く」が身上のミニマリスト。GAFAMの犬。楽天経済圏の住人。<サラリーマンのテーゼ>について考える。

10歳以下の子供が10年間で「0人から12人」へ!「過疎地域で人口が増加」する米原市甲津原自治会で子供たちが遊べる「公園遊具の設置」。


気になる新聞記事をみかけました。

 

滋賀県最高峰の伊吹山の北部にある米原市甲津原自治会で過疎地域ながら子供の人口が増加する現状を踏まえ公園遊具の設置を行いました。

甲津原区では10年前の2009年まで10歳以下の子供が0人でしたが、2019年現在、12人にまで増加。少子化に逆行するかのように「過疎地域でも人口増加」が起きています。それを受けて、甲津原自治会は約15年前になくなってしまった公園遊具を、子供たちの為に設置することを決め「ブランコ、滑り台、鉄棒」の3つの遊具を設置しました。

今回の自治会遊具設置に賛同し、甲津原に事業所を構える奥伊吹観光株式会社の会長で、甲津原区民でもある草野丈治氏からブランコと鉄棒の寄贈を受けました。

遊具の引き渡しは10月22日(火)に旧甲津原分校跡の公園で行われ、それに合わせて甲津原自治会の子供たちを公園に招き、遊具と一緒に甲津原自治会長、草野丈治氏と一緒に記念撮影を行い、その後子供たちが遊具で遊ぶ時間を設けます。


【甲津原自治会の人口増加の背景とその取り組み】
甲津原自治会は、1970年頃には約70世帯、約250人が暮らしていたのをピークに人口減少が始まり、5年前の2014年には36世帯、87人までに減少しました。近年の子供の出生に加えて、まいばら空き家対策研究会の積極的な移住支援により、田舎暮らしを望むファミリー世帯の移住者が増えたことで、10歳以下の子供が10年前の0人から12人へと増加しました。若い世代を中心に人口増加があり、高齢者が亡くなるのを差し引いても、現在37世帯、90人にまで増えました。
これには、移住支援はもちろん、甲津原の持つ大自然の中の澄んだ空気や景観に魅力を感じている人が多いこと、また田舎暮らしをしながらも、車で30分程度で買い物に出かけられ、新幹線の停車する米原駅にも容易にアクセス出来ることが挙げられる。何よりも、集落の住民が自分たちの生まれ育ったこの地域を愛し、永続的に集落が続くことを願い、移住者を歓迎し、好意的に接していることが大きな要因であります。
 
 
人口減少が当然になり、どこも少子化も当然となっているなか、10年前の0人から12人に増えるというのはすごいことです。
子育て世代が移住しているということですよね。