結論:配当金をもらうのが史実に基づいた株式投資の王道
長年、株式投資をやっている方とお話しをする機会がありました。
この人ははバリュー株とか財閥系低位株のナンピン買い投資とか、いろいろとやってみたとのこと。
自分も少額とはいえ投資しているので、お話をふんふん言いながら聞いていました。
結局しみじみと言うのは
「やはり配当金もらうのが株投資の王道だよ、キミ」
とのこと。
株式制度が500年前にオランダで発生したときも「出資を分散、リスクを分散、利益も分散」というのが本旨だったとのこと。
株式会社という革新的手法で見知らぬ人々から巨額のお金を長期的に調達し、スペイン・ポルトガルが独占するインド航路の貿易を成功させた、というのが史実らしい。
つまり株式制度っていうのは、少しのリスク(資本)を提供して少しの利益(配当金)の分配に預かるための制度が本来の趣旨だと、博学なこの方はおっしゃるわけです。
だから邪道なキャピタルゲイン(売却益)は考えずに、インカムゲイン(配当金)をもらうことこそが伝統的で本質的な投資手法だ、とおっしゃるわけです。
この方は日本株で現在20万円ほど含み損を出しているけど、いままで配当金を合計すると、含み益よりもかなり多い配当金をもらっているとのこと。(具体的な金額はおしゃってくれませんでした。ケチ。)
そうかぁ、配当金は比較的手堅く入るものだし、自分も配当金狙いにしようかな、と思った。
株が上がるか下がるかはわからないけど、配当金が入るかどうかは事前に調べたらわかるもんなー、って。
底堅い企業に少額ずつ投資(分散投資)して少額づつ配当金もらうえばいいわけかー、と思います。世の中には「テンバーガー」という言葉があって株価が10倍に上がることらしいですが、こんなの狙ってできるわけない。っていうかこれできるなら、証券会社の自社取引の担当者なんて億万長者だらけですよ。頭のいい人がさらに選抜されて大手の証券会社に入ってもなかなか難しいわけです。私には無理無理。あきらめて配当金、チビチビもらったほうがいいに決まっている。
銀行に預貯金利子よりも、配当金のほうが金額は大きいし不労所得って素敵。
老後の備えにもなる(はず)
うん、そうしよう。
みなさんも配当金もらってワクワクする生活はどうですか?教養のある方なら、これこそが株式投資の本旨だと言うことがわかりますよね、多分。手数料無料なら尚更オッケーです。
わたしはその話を聞いたこともあって米国高配当ETFをSBI証券さんで買っています。
いかのところ含み益です。
12月には配当金が1万円ほど入る予定、これが年4回あります。
株式投資の最初の1冊としては以下の本がよいと思います。
アマゾンの「投資・金融・会社経営」でベストセラー第1位なので間違いないです。
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