1781年、伏見港の畔に諸国大名の乗合待合所として総本家駿河屋より分家開業。
和菓子の素晴らしさは言うに及ばすである。
伏見の地で二百年以上も商売を続けるというのは容易ではない。
いつも驚くほどに繊細で美味しい。
そして美しい和菓子である。
さすが伏見の老舗和菓子店であると思う。
洋菓子も扱っている。実はこのお店は奥に工場があり、洋菓子もそこで作っているとのこと。
こちらも評判がよい。
最近では竹田街道側でみたらし団子を売っている。
伏見散歩の途中に何気に買い求めた。
駿河屋さんのみたらしなら間違いないだろうと。
かじりながら伏見桃山病院前を歩いた。
少し寒い日だったこともあり、やわらかい団子のうえにアツアツのみたらしは大変においしかった。
いいおじさんが団子をかじりながら歩くというのは、少し行儀が悪いなと思えたが、大変に気分がよかった。
我が愛する街伏見の自慢の和菓子店である。