学生の頃、西田の言う「絶体的自己矛盾同一」を理解したつもりなっていたが、今ではすっかり忘れている。
再び理解できるんじゃないかと期待して来館。
と思える展示もあった。
アドルノにいたっては得意げに他人に講釈垂れてたな。
近代の超克!ロックは世界を変えるうるのか、アドルノは否ってゆってる。なんて。
結局、西田哲学についての理解は進まず。
京都帝国大学哲学講座の教授に招聘されるまでは百折不撓の人生であったこと、旧制金沢四高(しこう)で鈴木大拙をはじめ出会った学友が学問的にも人間的にも一生の刺激・助けになったこと。を知った。
やはり「才能は群生する」らしい。
最後は結局「安藤建築スゲー」となった。
やはり建築は説得力がある。