〜さざなみのおおやしま〜

何でも「少なく、小さく、軽く」が身上のミニマリスト。GAFAMの犬。楽天経済圏の住人。<サラリーマンのテーゼ>について考える。

御誕生寺(ごたんじょうじ)@越前市庄田町


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猫好きなら一度はお参りしたい福井の猫寺。
迷い猫や捨て猫の面倒をみているこちらのお寺は、
新しい本堂が建設中に猫が住み着き、保護したことがきっかけで、いまや「福井の猫寺」として有名になった。
お寺の敷地内に猫がのんびりとしている姿を見ることができる。
保護猫活動と保護猫の譲渡会などもやっているそう。
お釈迦様が涅槃寂静の境地に達するときに猫はこなかったそうだ。
(そのときのインドに猫が生息していなかったことが理由とも)
でもお釈迦様というかこのお寺は猫に救いの手を差し伸べているようだ。
境内のいたるところに猫がいる。
やはり和風のものと猫はよく似合う。
日本人が持っている故郷の風景には猫が似合うのだろう。
それほど猫という生き物が日本人とは密接に生活をしているということだろう。
生き物によって生存戦略はさまざまあるが、猫に限っていえば「人間に寄り添う」ことなのだろう。
人は当初穀物を食い荒らす害獣ネズミの駆除のため猫を飼い始めたそうだ。
この生き物は穀物に見向きもせず、穀物大好きのネズミをよくとった。
つまりは益獣だった。
その後、基本的には温和な性質、サイズ、無臭であること、などが人間の生活にマッチすることで、家畜としての地位を不動のものとした。
害獣を駆除する家畜として猫を飼い始めた人間は、この生き物の別の部分に気が付く。
大変愛嬌があり賢いという点だ。
つまりは「癒し」になると。
最近の研究では、猫と暮らすことは各種アレルギーの予防になり、血圧などにもいい傾向がみられるということだ。
ネズミを駆除するという本来の目的は亡くなっても、やはり大変な益獣であることに間違いはないようだ。

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