〜さざなみのおおやしま〜

何でも「少なく、小さく、軽く」が身上のミニマリスト。GAFAMの犬。楽天経済圏の住人。<サラリーマンのテーゼ>について考える。

『ササナキ』ゴツボ×リュウジ~滋賀を舞台にした漫画~


ササナキ』は『ササメケ』の続編です。ゴツボ×リュウジさんが描いた漫画です。

主人は引き続き、長浜楽市くん。

楽市は『ササメケ』の頃よりサッカーに対して前向きになります。

実はスピードどドリブルだけなら全国レベルの選手なんです。

しかし周りにいる天才的な選手のために、目立つことはありません。

しかも天才たちはほとんど努力していません。なんともヤリキレナイハナシなんです。

 

エネルギーだけはあるけど、どこに向けていいかわからない。

目標らしきものを見つけて頑張ってみるがー。

しかし、空回りする。

自分以外のナニゴトかによって振り回される。

そんなもんさ、と諦観できるほど成熟しているけではない。

そしてジリジリとした日々を過ごす。

楽市くんのそんな「空回り」ぶりが展開されます。
青春ってそうだよね。

天才的だが変人で執着心にかける曳山まつり米原乗継や学業・運動・家柄・ルックスとも完璧な安土桃山に活躍の場を奪われてしまうけど、楽市くんだって「ドリブルとスピードだけなら全国でもトップレベル」なんです。
でもじっさいは「空回り」。

前半は忍者マンガテイストが強くでています。
後半は、またサッカーマンガにもどります。

 

ササメケササナキと全九巻、あっという間によんじゃいました。
オススメです。
滋賀県民の皆さん、是非よみましょう!