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『ササナキ』は『ササメケ』の続編です。ゴツボ×リュウジさんが描いた漫画です。
主人は引き続き、長浜楽市くん。
楽市は『ササメケ』の頃よりサッカーに対して前向きになります。
実はスピードどドリブルだけなら全国レベルの選手なんです。
しかし周りにいる天才的な選手のために、目立つことはありません。
しかも天才たちはほとんど努力していません。なんともヤリキレナイハナシなんです。
エネルギーだけはあるけど、どこに向けていいかわからない。
目標らしきものを見つけて頑張ってみるがー。
しかし、空回りする。
自分以外のナニゴトかによって振り回される。
そんなもんさ、と諦観できるほど成熟しているけではない。
そしてジリジリとした日々を過ごす。
楽市くんのそんな「空回り」ぶりが展開されます。
青春ってそうだよね。
天才的だが変人で執着心にかける曳山まつり、米原乗継や学業・運動・家柄・ルックスとも完璧な安土桃山に活躍の場を奪われてしまうけど、楽市くんだって「ドリブルとスピードだけなら全国でもトップレベル」なんです。
でもじっさいは「空回り」。
前半は忍者マンガテイストが強くでています。
後半は、またサッカーマンガにもどります。