〜さざなみのおおやしま〜

何でも「少なく、小さく、軽く」が身上のミニマリスト。GAFAMの犬。楽天経済圏の住人。<サラリーマンのテーゼ>について考える。

道の駅むらやま@村山市楯岡


施設構成が過大である。
上り車線側にも駐車場があり、橋をわたって下り車線側に渡れるオーバーパスがあるが、必要ないだろう。
過大な施設は維持管理費を押し上げ経営を硬直的なものにする。
なんでも上り車線側には場外馬券場的な施設を誘致する予定があったらしい。
こういった発想は昭和的・男性的な発想であり辟易する。
 
オーバーパスの「徳内囃子」なるヤカラテイスト溢れる装飾にいたっては、人を遠ざけるためのものとしか思えない。
建物はそれなりに立派であるが、全体的に暗い。
昭和の公共建築を思わせる。
なぜ周辺が田園にかこまれた素晴らしい景色なのにこれを生かさないのか。
なぜ村山市は「いで湯とバラの里」という強みがあるのに、これを道の駅の経営に生かさないのか。
物販は地元の業者のものを総花的に陳列しているだけ。
 
バラを中心とした商品構成にすれば道の駅の一番のお得意さんの観光バスに乗ってやってくる年配の女性達にどれだけ訴及することか。
バラ湯なんて準備してもいいかも。
 
バイキング料理といい発想が一昔前のドライブインの発想だろう。
世の中は質より量、もっと言えば体験だ。
道の駅は女性に訴求することこそ大事だ。
年配の男性の購買意欲と購買力など小さいものだ。
こんな「映える料理食べました」という経験を提供することが大事になっている。
デートコースの少ない山形県であればこそ、道の駅がデートに使えるような仕様にすることが大事だと思える。
若い男女がデートで蕎麦屋とか来てるのみるとかわいそうに思える。